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概要

tategu_2017

仕口について■ 建具の仕口 (工法)◆ 竪組子と横組子の交わるところを「組手」といいます。◆ 「面取り組子」とは、高級感を出すために面を取った組子を使用したもの。組手部分の面同士をぴったり合わせるための高い技術を要します。面取り組くみ子こ◆ 門戸・高級板戸等、釘やビス等で留めると見映えがよくない箇所に、棒材と板ものを接合する工法を「蟻を切る」といいます。◆ 蟻ミゾのミゾ幅に長短の差(各々3mm ずつくらい)を付けることで、蟻?がぴったり納まり、胴付き部分に隙間が生まれません。いったんはめるとガタつかず、綺麗に仕上がります。◆ 「面取り塵返し組子」は、通称「塵返し」「塵落し」等と言われ、障子の横組子に勾配(約20 ?23°)を付けて納める方法で、まさに職人技。現在、数少ない職人だけがこの技術をもっています。面取り塵ちり返がえし組子◆ 組子を曲線に組んだものを一般には「曲げ物」と呼んでいます。用途は、障子、書院障子、天井格子等で、主に装飾として用いられます。素材は、檜、ヒバ、スプルース等、曲がりやすい素直な木が適しています。◆ 組手(竪と横の交差するところ)部分は、目の細かな胴付き鋸を使い、曲がりの角度に合わせて斜めに切りかいていきます。曲げ組子の場合は、一方方向に組んでいく「片組手工法」を用います。曲げ組くみ子こ◆ 双方を合わせた時にアールになるように仕上げるのを「角丸」といいます。◆ 段差が付いた平几張面の面同士は、互いに45°の角度でぴったり合わせる際に技が要求されます。◆ 竪材と横材が交わる箇所を「胴付き」といい、「胴付き」を納める一つの方法として「腰肩」という技術があります。見映えが良い上に、温度・湿度の変化に耐え、何年経っても一分の隙間も生じない高度な工法です。腰こし肩かた(角すみまる丸・平ひら き ちょうめん几張面)◆ 「トキン」とは面の形状の名称で、山型の五角形にとられた面のことを「トキン面」といいます。語源は、山伏のかぶり物の形から由来しています。◆ 「トキン組」は竪と横、両方の組子に「トキン面」を使用し、大変微妙で高度な技が要求され、名人技の頂点を極める技術といっても過言ではありません。トキン組 蟻あり蟻ほぞ・蟻ありミゾ(スイツキ)7