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  • 2018/10/22

    木製建具の種類について

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    住宅に使われる建具素材のなかでも、木は根強い人気を誇ります。火災防止に役立つ防火ドアに、和のテイストを引き立たせる障子、そしてインテリアの印象を支える内装ドア。どこにあっても木の建具は独特な存在感を放ちます。今回は、そんな木製建具の魅力をご紹介しましょう。

    障子
    障子といえば、和風住宅の定番ともいえる建具です。組子の上から薄い和紙を張っただけのシンプルな構造で、仕切り材としての機能性はもちろん、閉じたまま光を取り入れるすぐれた透過性は、どの建具にもない魅力。組子の構図次第では、アートにとんだ美しいデザインに仕上げることも可能です。
    薄手の和紙は直射日光を遮りながら、適度に採光。暗くもなくまぶしくもなく、ほどよい明るさが部屋全体を包み込んでくれます。
    障子に使われる和紙は、吸湿機能や換気性能も併せ持つすぐれた素材。まさに、湿気が多い日本の気候条件にピッタリの木製建具です。

    内装ドア
    木目の美しさと優しい肌触りが人気の無垢材。戸建て住宅の内装ドアに木が使われているだけで、部屋のなかは明るく生き生きとした雰囲気に。木の内装ドアは、周囲を引き立たせる“インテリアの名わき役”とも呼べる存在です。
    リビングはもちろん、寝室や書斎、トイレ用のドアにも木は似合います。阿部興業が特許を取得した通気遮音ドア「SMA-TO(スマート)」は、特殊な骨組み構造で高い通気性をキープ。アンダーカット程度の通気路確保で、シックハウスも怖くありません。また、遮音性能にもすぐれ、トイレの洗浄音やテレビ、掃除機の音がささやき声程度にしか聞こえないほど、音をカットしてくれます。設備を使わずともここまで上がるドアのポテンシャル。木の特性抜きには語れません。

    防火ドア
    一般的に、防火ドアとしての素材は鉄製や網入りガラス製のものが有名ですが、なかには火に強い木の特性を生かした木製ドアもあります。耐火性能に加え、煙を遮断する遮炎・防炎性能を持つ製品もあり、さまざまな性能を強化して火災から家を守ります。
    木は鉄やアルミなどの金属より熱に強く、高い防火性能を誇るのが特徴。群を抜く熱伝導率の低さも燃焼実験から明らかで、防火ドアとしてこれほどふさわしい素材はないといえるでしょう。

    まとめ
    和洋の戸建て住宅、ホテル、マンション。住まいと呼べるところにはたくさんの木製建具があります。これほど用途が幅広いのは、木が建具素材として多くの引き出しを持っているからでしょう。ここで紹介した種類以外にも、引き戸や格子戸、襖など魅力ある建具はまだまだあります。

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