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  • 2018/09/14

    洋風・和風部屋の仕切りに使われる戸襖について

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    落ち着きのある和室と、洗練された雰囲気の洋室。まったくタイプの異なる部屋を仕切る建具として愛用されるのが、戸襖です。今回は、戸襖の特徴と一般的な襖との違い、戸襖に代表される仕切り建具選びのポイントについてご説明します。


    戸襖の特徴

    戸襖について、「襖とどう違うの?」と思われる方は少なくありません。仕切り扉である点は同じですが、用途が異なります。戸襖は、和室・洋室を分けるための引戸として活用されます。

    和室と洋室では、デザインの趣もインテリアの雰囲気も異なるため、ふたつを結ぶ扉デザインもそれに合わせることが大切。それぞれのよさを損なわないように、和室側には襖紙を、洋室側には木材・クロスを使用しています。素材を上手に使い分けることで、正反対の部屋が隣り合わせでも違和感なく過ごせるのです。

    一方、通常の襖は和室と和室を仕切るために用いられます。格子状の骨組みから和紙を貼り、その上から襖紙を貼り付けるという製法です。戸襖で使用するのはベニア板で、その上から和・洋それぞれにふさわしい仕上げ材を貼り付けます。襖は開けるときの軽量感が特徴ですが、戸襖は重みと厚みを兼ね備える丈夫な引戸として、ふたつの部屋を仕切ります。


    仕切り家具は、目的に合わせてデザインを選ぶ

    戸襖などの仕切り建具は、インテリアの調和を保つために重要な役割を果たします。そのデザインが違うだけで、部屋の雰囲気もガラリと変わるでしょう。戸襖の場合、和室・洋室それぞれに合わせた扉のデザインを考えることで、すっきりとまとまったテイストの空間に仕上がります。

    戸襖には、引戸タイプのほか開き戸になったドアタイプのものもあります。和室の襖と洋室扉が表裏一体構造になっており、それぞれの雰囲気を損ねず調和を保ちます。

    戸襖を含む仕切り扉には、引戸タイプやドアタイプ、折れ戸タイプなどがあり、用途に合わせて利用できて、種類もさまざまです。また素材も、温もりを感じさせる木目系を中心に、部屋のデザインに合わせて利用できるタイプが豊富にそろっています。寝室と書斎を分けるための仕切りであれば、扉をみただけで「この部屋は寝室で、隣は書斎」とすぐに分かるようなセレクトがよいでしょう。


    まとめ

    仕切り建具は、部屋の雰囲気が伝わるデザイン・素材のセレクトが望まれます。正反対の趣を持つといってよい和室・洋室が隣り合わせの間取りでも成立するのは、戸襖ならではの造りがあるからです。お部屋の種類や目的に合わせたタイプの建具を選ぶと、住まいの機能もデザイン性もさらに引き立ちます。

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