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  • 2020/01/31

    自分だけの組子を作ろう

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    釘ひとつ使わず、0.1ミリ範囲で小さな木材を組み上げていく組子は、熟練の技術がないと到底あつかえない伝統工芸の一種です。しかし、個人でも組子を作る方法はあります。今回は、組子を自作する方法をご紹介しますので、機会がありましたら職人がどのような気持ちで組子細工に触れているのか、その一端だけでも味わってみてください。

    組子は自分でも簡単に作れる
    小柄なサイズで簡単なものであれば、組子は個人でも作れます。自分で作る場合は、組子キットを使い、パーツを組み立てていくだけです。組み立てるだけの簡単作業なので、特別なスキルも知識も必要なく、作る楽しさを味わいながら作業できるでしょう。
    個人でよく作られるのは、コースターやトレー、鍋敷きなど、身近に使える生活用品が中心です。文様は、「麻の葉」「竜胆(りんどう)」といったポピュラーなものを使用するのが一般的。完成品は平面置きにしたり、スタンディングにしたり、アイディアと創意工夫で使い道を広げることができます。また、パーツを組み合わせたものをいくつかつなげてサイズを大きくすることも可能です。組み合わせ次第でさらに用途が広がらないか、想像力を働かせながら自分だけの組子作りにチャレンジしてください。

    組子キットを用意しよう
    組子作りにチャレンジしようと思ったら、まずは市販の組子キットを用意しましょう。大小のパーツを組み立てるだけですので、釘も使わなければ接着剤などもいりません。木の質感と温もりに触れながら、ものづくりの楽しさを実感できます。
    麻の葉模様で組子コースターを作る場合、大まかな手順は次のとおりです。
    木のパーツを種類ごとに分ける。用意されているのは5種類程度
    パーツを組んで、アルファベットの「Z」の形にする
    正六角形の形を目指しながら、パーツを組んでいく
    正六角形ができたら、残りのパーツを折り曲げる。その際、溝の部分に沿って、切り離さないよう注意して折る
    三角形の空間に、折り曲げたパーツをはめ込む
    菱形模様のコースターのできあがり
    木でできた立体的なコースターは、既製品のものとは違う使い心地と味わいがあります。来客用に使ってもよいですし、お気に入りのマイグラス用に使うのもよいでしょう。置き物として飾っておくだけでも、インテリアに特別な趣が加わります。

    まとめ
    今回ご紹介したとおり、組子は市販のキットを使えば個人でも自作が可能です。リーズナブルな範囲で、大きな作業量も道具も必要とせず、手軽にものづくりを楽しめるでしょう。機会があればぜひ、お時間を作って「自分だけの組子」を手に入れてください。

    【組子特設サイト】
    https://www.abekogyo.co.jp/kumiko/

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