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  • 2019/09/26

    【防火ドア】ガラス素材の耐火性能について

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    ガラスは火に弱いため、火災に遭ったとき窓の近くにいるのは危険・・・。と思われるかもしれませんが、それが耐熱強化ガラスでできていたら、大きな被害に遭わずにすむかもしれません。防火ドアの中には、耐火性能にすぐれるタイプもあります。今回は、ガラス製の防火設備についてご説明します。

    耐熱強化ガラスとは
    耐熱強化ガラスとは、建築基準法が定める防火設備の基準をクリアした防火ガラスのことをいいます。防火ガラスとは、耐火性能を評価する指定性能評価機関の防火性能試験に合格し認定を受けたガラスです。ガラスはもともと熱に弱く、炎に包まれると内外の温度差で割れやすくなる素材ですが、特殊な強化処理を施すことでその弱点を克服することができ、防火用窓や防火ドアに用いられます。防火設備タイプであれば、火炎に20分包まれても割れません
    燃えにくく頑丈で、強度は一般の建築用板ガラスの5倍です。万が一割れても細かく砕け散り破片による被害を最小限度に食い止めます。
    病院、工場、ショッピングセンターなど、多くの人が出入りする施設でよく使われ、「防煙垂れ壁」と呼ばれる、火災時の煙除け機能を持った壁に多く用いられています。人目に触れる場所での防火設備は、景観や見晴らしも重視されるため、防火ガラスが適しているケースも少なくありません。

    防火ガラスには網入りと網なしがある
    防火ガラスには、網入りタイプと網なしタイプがあります。いずれも耐火性能を持ちますが、火災に強度が高いのは後者です。
    網目の入ったガラスは網なしと比べ、熱割れを起こしやすい性質を有しますが、張られた網の膜がバリアとなって破片の脱落を防止するなど、二次被害を回避する長所があります。
    網なしタイプは強度や耐火性能のほか、景色がきれいに映るデザイン性という点でもすぐれています。網入りより軽くて薄いのが特徴で、割れても細かく砕け散るので大きなガラス片が落ちてくる心配はありません。
    ちなみに、耐熱強化ガラスは網なしタイプの部類に入ります。金属製のワイヤーである網はガラスの膨張係数と決定的な違いがあり、熱処理加工できないため強化ガラスに施すことはできないのです。

    まとめ
    防火設備にはガラス製の防火ドアもあります。特殊な加工処理を施して強度を倍加した耐熱強化ガラスは火災に強く、万が一割れても破片の拡散を防ぐよう製造されています。網が入っていないのも特徴のひとつで、デザイン性にすぐれている点もメリットです。

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