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  • 2020/08/21

    オフィスの防火規定。建築基準法との関係は?

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    オフィスなど、万一に備えた職場での防火対策は不可欠です。そのため建築基準法ではオフィスに対し防火基準を規定しています。法的基準を理解し、オフィス利用者の安全確保につなげることが大切です。そこで今回は、オフィスに求められる防火規定や防火対策についてご紹介します。

    オフィスに必要な「防火区画」とは
    防火区画とは、火災による被害の拡大を防ぐために設ける区画です。建築基準法の施行令では、面積区画、竪穴区画、異種用途区画が定められています。

    防火区画の基準
    面積区画は、建物の広さと高さにより基準が決まります。延べ面積が500㎡を超える場合、500㎡ごとに準耐火構造をもつ区画設置が必要です。竪穴区画は、建物の主要部において耐火構造か準耐火構造をもつ区画を垂直に連ねた構造が求められます。
    異種用途区画の対象は、用途の異なるスペースが複数ある建物です。学校やビルであれば火を使用する場所から出火する可能性があり、被害を抑えるためスペースごとに準耐火構造のある区画を設置しなければなりません。

    防火区画に求められる性能
    防火区画は建物内を仕切る構造であり、通常、壁や床を指します。火災時には延焼を防ぎ、利用者の避難を助ける必要があります。
    そこで防火区画に求められる性能は、炎と熱に耐える構造です。耐火性能の詳細については、区画の種類ごとに規定されています。面積区画なら、延べ面積が500㎡を超えると1時間の準耐火構造を備えなければいけません。

    防火区画には防火設備の設置が必須
    防火区画には、耐火構造のある壁・床だけでなく防火設備として防火戸の設置も義務付けられています。

    防火戸の重要性
    建築基準法にしたがい建物内に防火区画を設けても、耐熱構造の壁や床のみでは炎の勢いを抑えきれない場合があります、
    その際、延焼防止の効果を発揮する設備が防火戸です。耐熱性の高いドアで防災区画への炎の侵入を妨げられれば、建物内の残る方の避難を手助けできます。避難者の命を守る設備として、防火戸の設置は必須といえます。

    防火戸が「安心・安全」のオフィスにする
    新たにオフィスを設営するときやレイアウト変更する場合、働きやすく快適な環境とともに安全性も大切です。
    防火区画ならびに防火戸の設置は、火事が発生したとき勤務する方々の安全確保につながります。オフィスづくりではこうした職場の安全面にも配慮したレイアウトを心がけることが大切です。

    まとめ
    オフィスのレイアウトや利用に際しては、法的基準を満たす防火対策への理解が重要です。法律にしたがった安全設計が、延焼防止と避難救助の成功確率を高めます。オフィスの設営・改装時に防火区画や防火戸の設置は不可欠です。

    【防火ドア特設サイト】
    https://www.abekogyo.co.jp/fireproof

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