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  • 2020/01/07

    住まいの防火対策

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    住宅火災による死者数は、平成29年で889人に上っています。一般財団法人(日本防火・危機管理促進協会)。わが身と家族を火災から守るには、日ごろからどのような防火対策を心得ておく必要があるのでしょうか? 今回は、住まいの防火対策のポイントについてご説明します。

    ソフト面の対策
    防火とはその名のごとく「火災を起こさないようにすること」です。ちょっとしたきっかけで火災につながる因子は、生活のいたるところに隠れています。「日本防火・危機管理促進協会」では、火の用心として大切なポイントを、7つ挙げています。
    天ぷらを揚げるときは、その場を離れない
    寝たばこやたばこの投げ捨てをしない
    子どもには、マッチやライターで遊ばせない
    ストーブには、燃えやすいものを近づけない
    電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない
    家の周りに燃えやすいものを置かない
    風の強いときは、たき火をしない
    (引用:http://www.boukakiki.or.jp/fire_protection/countermeasure.html
    また、万が一火災が起きたとき、初動対応を正しくできるよう準備しておくことも非常に大切です。
    火災発生を知らせる「住宅用火災警報器」は、定期的に点検を行い、適切な時期での交換が求められます。それを怠ると、いざ火災が起きたとき正しく作動しない恐れがあります。住宅用火災警報器は、ボタンを押したり、ひもを引いたりするだけで警報機が鳴るか確認できます。
    こまめに点検することで、電池切れや故障などを早期に発見できるとともに、早めの交換にもつなげられます。

    ハード面の対策
    防火対策の一環として、住宅用防火設備の導入も検討しておきたいところです。延焼を極力抑える防火設備には、防火窓や防火ドアなどがあります。
    防火窓の板ガラスには金網が入っており、高熱による膨張を抑える機能を果しています。サッシ部分も含め、全体的に火災に強く高い強度を誇るのが、防火窓の特徴です。
    防火ドアとは、耐熱実験から一定レベルの耐火性能が認められた防火設備をいいます。ホテルやマンション、公共施設など、人の出入りが多い建物には火災に強いタイプのドアが採用されるのが一般的です。一方で、戸建て住宅向けの防火ドアもあり、耐火性能と遮炎性能を同時に備えるハイグレードなタイプも出回っています
    素材としては、鉄製や鉄筋コンクリート製のほか、木製タイプもあります。木材は燃えやすいと思われがちですが、熱伝導率は鉄や鉄筋コンクリートより低く、延焼防止効果はもっとも高いとされます。戸建て住宅に適した木製防火ドアも多くあり、デザイン性の高さの面で選びやすい点も大きな特徴です。
    まとめ
    住まいのエリアによっては、防火ドアの設置が義務付けられます。火の用心を心がけると同時に、防火ドアなどの設備の導入も検討するなど、ソフト・ハード両面での対策が重要です。延焼被害を防ぐ設備を活用して、大切なわが身と家族の命を守りましょう。

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