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  • 2020/07/22

    寝室の防音リフォーム。床やドアの防音レベルをアップ

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    近隣の騒音がうるさい、夜眠れなくてストレスがたまり健康不安がある。そんな悩みを解消するための方法に、寝室を防音リフォームする方法があります。今回は床・壁とドア・窓のリフォーム方法をご紹介しますので、寝室の防音レベルのアップにお役立てください。

    床・壁の防音リフォーム
    床・壁の防音リフォームでは、防音機能のある素材、吸音材や遮音材を使うと効果的です。

    床の防音リフォーム
    床を防音リフォームするには、床材を張り替えるか遮音マットや吸音材を床材の下に敷く方法があります。防音機能をもつ床材に交換した場合、費用相場は25~30万円です。
    遮音マットは、床下に敷くと何か落としたときの衝撃音を和らげます。吸音性を発揮する素材としては、断熱材によく使われるグラスウールがあります。費用相場は前者が30~60万円、後者が35~80万円です。

    壁の防音リフォーム
    壁を防音リフォームする方法には、吸音材と遮音シートを使う、換気口を取り替える、などがあります。壁に吸音材と遮音シートを入れると、費用は18~25万円ほどかかります。
    換気口の交換は、屋外のキャップだけ変えるか屋内の設備まで交換するかの2パターンです。2~5万円で、防音仕様の換気口を設置できます。予算に合わせ、どの方法を選ぶか検討するとよいでしょう。

    開口部(ドア・窓)の防音リフォーム
    安眠のためには、部屋の開口部も重要なリフォームポイントとなります。

    ドアの防音リフォーム
    ドアを防音リフォームするなら、防音ドアの設置がおすすめです。外部からの騒音を抑えられるので、静かな寝室を実現できます。
    防音ドアといえば重い扉をイメージするかもしれませんが、最近はバリエーションが豊かで開けやすいタイプもあります。32~38万円くらいの予算でシンプルなフラットデザインの室内ドアが手に入ります。

    防音窓のリフォーム
    内窓・二重窓へのリフォームが防音対策に有効です。約3600円の材料費と必要な道具(メジャーやノコギリ)があれば、自作もできます。最初にメジャーで寸法を計測し、素材をサイズ通りにカットしたら設置していきます。
    手間をかけずに防音するなら、遮音カーテンだけで済ませるのがお手軽な選択肢です。1~2万円あればホームセンターで購入できるので、お気に入りのデザインを探してみてください。

    まとめ
    寝室の防音リフォームには、床や壁をリフォームする、開口部をリフォームするなどさまざまな方法があります。リフォームの目的や求める防音レベルに合う方法を選ぶことが大切です。予算も考慮しながら、快適な睡眠環境を実現してください。

    ※掲載内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承願います。

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