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  • 2019/03/14

    防音ドアの種類と設置場所

    Empty room modern interior - floor with soundproof wall and door
    Empty room modern interior – floor with soundproof wall and door

    騒音対策として有効な防音ドア。その種類はさまざまですが、素材で分けると「木製」「スチール製」に大別され、遮音性能の高さで使い道が決まるのが一般的です。今回は、防音ドアの種類と設置場所についてご説明します。

    木製とスチール製の違い

    防音ドアは、使われる素材によって性能に差が生じます。木製とスチール製それぞれの違いをみてみましょう。

    <木製防音ドア>
    木製ならではの意匠性があり、デザインを楽しみつつ室外からの騒音をカットしてくれます。遮音性能にすぐれた木製防音ドアでは、室内から室外へ漏れる音、室外から侵入する音を遮断できます。なおかつ軽量で低価格も実現。住まいの防音対策なら木製防音ドアがおすすめです。

    <スチール製防音ドア>
    レコーディング室、テレビ・ラジオの各種スタジオ、ピアノルーム、バンド練習室など大きな音を発する場所に効果を発揮するのが、スチール製の防音ドアです。遮音等級が最高レベルのT-4クラスに達するタイプも、緻密な構造を持つスチール製防音ドアに多く、開き戸・片開き戸・引戸と形状のバリエーションも豊富。製品のラインナップも多様です。

    防音ドアの使用場所
    住まいの防音対策としては、遮音性能30~35デシベル程度の木製防音ドアで十分目的を達せられるでしょう。防音ドアの設置場所としてふさわしいのは、「子ども部屋」「寝室」「リビング」「トイレ」などです。

    <子ども部屋>
    子どもたちにとって、個室はプライベート空間であると同時に勉強ルームでもあります。集中して勉強に取り組むためにも、静かな環境でやらせてあげたいものです。とくに受験勉強の時期になるとそのニーズは高まります。

    <寝室>
    外の音が漏れてくる部屋では睡眠を妨げ、ストレスもたまりやすくなるでしょう。静かで快適な空間を守るアイテムとして、防音ドアが活躍します。

    <リビング>
    テレビのあるリビングで、夜中静かにドラマや映画を観るのが楽しみ、という方もいるはず。寝ている家族に迷惑をかけないためにも、防音ドアでしっかりと遮音を。

    <トイレ>
    「家族なのだからトイレの音くらいいいだろう」と思われるかもしれませんが、夜中に水を流す音には注意したいものです。その音で家族が目を覚ますこともあります。トイレに防音ドアを取り付けておけば、夜でも音は気にならず、家族の眠りも邪魔しません。

    まとめ
    音楽スタジオや楽器演奏ルームではスチール製防音ドアが有効です。住まいの生活音対策としては、デザインもすぐれ調和性も高い木材防音ドアが適しています。設置場所は主に子ども部屋や寝室、リビング、トイレなど。静かで快適な住まい環境の確保につながります。

    【関連製品】
    SMA-TO/通気遮音ドア
    https://www.abekogyo.co.jp/smato

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