造作家具には、いちから調度品を造り上げる楽しみがあります。住まいの環境に合わせ、大胆に新しく家具を完成させるアプローチは、収納性が問われるキッチン・リビングで大活躍します。今回は、そんな家族が集まる空間にふさわしい家具のオーダーポイントをまとめます。
造作家具 キッチン編
キッチンを気持ちよく料理するためのスペースにするなら、キッチンボードや、ダイニングと仕切るカウンター、オープン収納などを自由度高く仕上げてみてはいかがでしょうか。
・キッチンボード
オーダーメイドなら、高さは自由に調整できますし、扉の数やかたちもニーズに合わせて決められます。色やデザインも自分好みで大丈夫。料理する姿をイメージしながら、使いやすく便利だと思えるような造作にするとよいでしょう。
・キッチンカウンター
リビングダイニングと調和のとれる色・デザインがおすすめです。キッチンと反対側はダイニングの床や壁に合う色をチョイスすると、全体的に違和感なくスッキリとしたインテリアにまとまります。ダイニング側には棚を設けて本棚として活用するのもありです。
・オープン収納
キッチンの背面の壁に、造作棚を設けるだけでスッキリとまとまった収納スペースに様変わり。視界が広がるため、キッチンボードを置くより空間を広く見せることができます。下部にクローズ収納を設ければ、用途に応じた使い方もできて便利です。
造作家具 リビング編
家族の憩う空間は、インテリアの統一感とともに、高い機能性も求められます。
・リビング(テレビ)ボード
長さ、高さ、幅ともに自由に調節が可能。フロアと同じ素材を選べば調和のある上質な空間を演出できます。収納性はゆとりをもって設計してもいいですし、コンパクトにまとめてもOK。ニーズに合わせて選べます。
・本棚
「箱型仕様はかさばる」ということであるなら、壁に造作棚を設けるだけの壁面収納がおすすめです。ドア周り、テレビボード周辺、突っ張り柱を挟んだ壁面など、板を取り付けるだけの手軽なアプローチです。
・収納棚
CDやラジカセ、パソコン、小物類、本などを賢く収納する棚も、自由自在に設置できます。作り置きの家具なら一カ所に据えるのみですが、造作家具なら各所に大小さまざまな収納スペースを点在させることができます。
まとめ
造作家具の工夫で、キッチン・リビングを広く、快適な場所にデザインできます。色や素材から、大きさ、扉の数まで、細かくオーダーしてお好みの家具を手に入れましょう。新築購入や建て替え、リフォーム・リノベーションで家具を取り替える機会があればぜひご検討ください。
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造作家具
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