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  • 2020/01/10

    遮音性・気密性が高い家の特徴とは

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    昨今人気の「高断熱高気密住宅」は、省エネ性能に加え、遮音性能の高さも大きな魅力のひとつです。そもそも、なぜ高断熱で高気密の住まいだと静かなお部屋になるのでしょうか? 今回は、同住宅の特徴とあわせ、静かなお部屋を実現させる「防音ドア」のメリットについてもご説明します。

    高気密高断熱住宅は、高い遮音性能を誇る
    「雨が降っても車が通っても、音が気にならない」。高気密高断熱住宅に住む多くの方は、そのような実感を持つといわれます。それは、このタイプの住まいが高い遮音性能を備えるような設計でつくられているためです。
    家中の壁に張り巡らせた断熱材と、気密性の高いサッシや窓ガラスを採用することで、「高気密・高断熱」を実現しているのが、この住宅タイプの大きな特徴です。とくに室内の静かな環境を守るうえで重要なのが、高い気密性という要素です。ドアや窓などの開口部に生まれるすき間をできるだけ少なくし、騒音の軽減効果を狙います。
    また、断熱材には室内の音漏れを防ぐ防音効果もあります。各部屋の壁に埋め込まれた断熱材が、テレビの音や会話の声が外部に漏れることを防いでくれるのです。家族との会話や音楽鑑賞を楽しみたい方にとって、こうした防音効果の高い住宅は安心といえるでしょう。

    防音ドアを取り付けるだけでも、静かな空間に
    今あるお住まいを、高気密高断熱住宅につくりかえるには大々的なリフォームが必要かもしれず、なかなか簡単に実現できるものではありません。そこで手軽に、コストもさほどかからない範囲で「外の音も気にならない、家のなかで音楽鑑賞も楽しめる」部屋を実現したいとお考えなら、防音ドアの導入がおすすめです。
    ドアを閉めた時に生じるわずかなすき間を、ゴムパッキンで埋める構造を備えた防音ドアを設置することで高い防音効果が得られます。
    防音ドアは、製品のグレードによって性能が分かれます。室内の会話やテレビの音漏れを防ぐ程度なら、マイナス30dbの防音効果が期待できるタイプで間に合うでしょう。ピアノやギターなど楽器の音を極力抑えたいとお考えなら、マイナス35~40dbの防音効果を持つドアが最適です。このように防音ドアは、目的や用途に応じてもっとも合う性能のタイプを選ぶようにします。

    まとめ
    お部屋の居心地は、ドアひとつ変えるだけでよい方向に変わります。プライバシーを守りつつ、静かで落ち着いた環境で過ごしたいとお考えなら、防音ドアの導入を検討してみてください。

    ※掲載内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承願います。

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