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  • 2020/02/25

    防火ドアの設置で「防災」を強化

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    火事などの災害が起きたとき、家や家族の安全を守ってくれる防災設備。とくに、火や熱の進行を阻止できる防火ドアがあれば、対策はより充実したものとなるでしょう。そこで今回は、防災設備の種類や機能をご紹介します。加えて、防火ドアの特性について防災の観点から考察してみます。

    家を守る「防災設備」について
    災害時に被害の拡大を抑える防災設備。さまざまな危険から家や住人を守ってくれます。
    防災設備の種類と機能
    防災設備の種類は、自動火災報知設備、防火・防排煙設備、避難誘導設備、消火設備の4つです。防火・防排煙設備には防火ドア、防火シャッター、防火ダンパーや排煙口。避難誘導設備には避難ロープや避難タラップ。消火設備には自動消火装置や消火器があります。
    主な機能は、それぞれ以下の通りです。
    自動火災報知設備・・・熱や煙を感知し火災発生を通報
    防火・防排煙設備・・・火事による炎や煙の拡大を防止
    避難誘導設備・・・住人の安全な避難を補助
    消火設備・・・迅速な消火活動の開始
    防災設備を設置することで、「被害の拡大防止」「火災の速やかな鎮静化」「安全な避難ルートの確保」などが見込めます。万一の時に備え設置しておくと安心です。

    防火ドアの効能
    防火・防排煙設備の一種である防火ドアには、炎の燃え広がりや隣家への延焼を防ぐ効果があります。
    過酷な燃焼試験をパスした性能
    防火ドアは特殊な構造でできており、簡単には火や熱を通しません。火災の拡大を防ぎ、家、住人、さらには近隣の安全確保に役立ちます。
    「特定防火設備」に分類されるタイプのドアは、1時間の火災に耐えうる性能を備えています。他に、20分の遮炎性能をもつ防火ドアは「防火設備」と分類されています。
    グレードの違いはあるものの、防火ドアと呼ばれる設備はいずれも厳しい燃焼試験をクリアし、国の認定も受けています。高層マンションやホテル、公共建築物、住宅地の戸建て開口部など、延焼リスクの高い建物・エリアではとくに設置が求められます。
    火に強いのは、木製の防火ドア
    火に強いといえば金属製ドアをイメージしますが、木製ドアも決して負けていません。木は一定以上の厚みや太さがあると簡単には燃え尽きません。一見燃えているように見えても表面に炭化層が形成され、火に酸素が供給されるのを妨いでいます。熱伝導率の低さでいえば他のどの素材より優れています。
    「木は燃えやすい」ではなく、実は火災に強い素材。その意味で木製防火ドアはおすすめです。

    まとめ
    防災設備の充実は、さまざまな災害から身を守り、安心の生活をもたらします。延焼防止や防煙の方面で強い効果を期待するなら、木製防火ドアの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

    【防火ドア特設サイト】
    https://www.abekogyo.co.jp/fireproof

    ※掲載内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承願います。

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