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  • 2021/03/01

    風は通しても音は通さない防音対策

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    防音ドアを設置した際、風通しが悪くなるのは好ましくないでしょう。その意味で、部屋の防音対策には通気性も大切です。そこで今回は、ふたつのニーズに一度で応えられる通気遮音ドアのメリットをご紹介します。

    「通気」+「遮音」を可能にする機能ドア
    遮音ドアの特性として、風や空気の通りにくさがあります。風通しを保ちながら遮音できるのが、通気遮音ドアです。

    一般的な防音ドアの問題点
    一般的な防音ドアが抱える大きな問題点は、防音性能に通気性を兼ね備えられないところです。
    普段、多くの音は空気の振動となって伝わります。部屋からの音漏れを防ぐ場合、ドアには気密性の高さが求められます。これまでは、ドアに厚みをもたせゴムパッキンをめぐらせるといった方法で防音性能を高めてきました。
    ただ換気機能を加えると空気の流れを遮ることは難しくなり、ふたつの機能の両立はなかなか実現できませんでした。

    通気遮音ドアがもたらすメリット
    通気遮音ドアがもたらす主なメリットは、高い遮音性能とともに通気性も維持できる点です。
    基本的に高い防音性能を誇るので、さまざまな生活音が室外に漏れる心配はありません。さらに換気機能も備わることで、部屋が密閉されていても室内の空気を入れ替えられます。
    遮音と通気のふたつの役割を果たせる通気遮音ドアなら、音漏れを気にせず快適な空気も確保できるのです。

    通気遮音ドアに適した場所は?
    通気遮音ドアに適した場所としては、主にトイレや窓のない部屋が挙げられます。
    トイレに設置する効果
    通気遮音ドアをトイレに設置する効果は、使用中に音を気にする必要がなく臭いもこもりにくい点です。
    自宅でトイレを使っているときには、できれば家族や訪問客に音を聞かれたくないという心理が働きます。室内に悪臭がこもると困るので、換気も不可欠です。従来の防音ドアは、これらふたつの問題のうち音漏れだけを防げます。
    それに対し通気遮音ドアであれば同時に悪臭を外に逃がせるため、トイレを快適な環境に保ちやすくなります。
    窓のない部屋に設置する効果
    通気遮音ドアは、トイレだけでなく窓のない部屋に設置したときも大きなメリットをもたらします。
    窓のない部屋では、基本的に出入口のドアを通して空気が入れ替わります。従来型の防音ドアを設置すると、空気の流れは悪くなり十分に換気できません。快適な空気を確保するにはドアの開閉が必要になり、これでは音が漏れてしまいます。
    どちらのニーズにも同時に応えられるのが、通気遮音ドアです。遮音と換気を一度に実現できるので、部屋に窓がなくても問題ありません。

    ※掲載内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承願います。

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