玄関ドアは家の顔ともいわれ、できれば好みのデザインを選びたいところです。ただ安全面を考えると、性能にも目を向ける必要があります。そこで今回は玄関ドアの主な種類、素材、素材による性能の違い、ドア選びのポイントなどをご紹介します。
玄関ドアの種類
玄関ドアの主な種類は、片開きタイプ、親子タイプ、両開きタイプ、片袖タイプ、両袖タイプ、引戸タイプです。
種類ごとの基本構造
片開きタイプは、片側1面が開く構造です。国内では、このタイプがもっともメジャーといわれます。親子タイプはメインのドアの横に小さな扉がつくスタイルです。両開きタイプはメインのドアが2面あり、両側に開きます。
片袖タイプは、ドアの横にガラスがはめ込まれます。両側にガラスが入ると、両袖タイプです。引戸タイプは、扉を横に引くと玄関が開きます。引戸が2面になるタイプは、引き違い戸と呼ばれます。
各タイプのメリット
片開きタイプは、設置する際に広い面積が必要ありません。親子タイプは、付属扉も開くと出入口を広げられます。自転車やバイクを屋内に置きたい場合などは、さらにスペースの広がる両開きタイプが適しています。
採光性を考えるなら、ガラスから外の光を取り込める片袖や両袖タイプがよいでしょう。玄関の周りが狭いときには、引戸や引き違い戸タイプがおすすめといえます。
素材・デザイン・性能はどれを選ぶ?
玄関ドアの素材は、大きく木製と金属製に分けられます。素材ごとに性能は異なるので、デザイン性や防犯・防火性能をふまえて選ぶとよいでしょう。
素材による性能の違い
木製ドアからは木の温かみや独特の雰囲気が感じられ、通気性のよさも大きな魅力です。木は燃えやすいと思われがちですが、芯の部分まで炎が広がりにくく燃え尽きるまでに時間がかかるため、高い防火性能も発揮します。
金属製ドアには傷みにくく手入れしやすい特徴があり、防犯や防火にも優れているといえます。木製と異なり彫刻などを施すのは難しくなりますが、最近は表面にシートを貼るといった方法が用いられるなど、デザインのバリエーションは豊富です。
ドア選びのポイント
玄関ドアを選ぶ際には、デザインに目が向くでしょう。この点については、調和性や統一性を重視するのがポイントです。ドアだけ派手に装飾せず玄関周りの壁や足元と色味を合わせると、違和感が生まれません。
大切な家族を守るには、玄関ドアの安全性も重要です。防犯・防火を考えた場合、きちんと安全を確保できるものが望まれます。高い強度や耐火性を備えているかどうかも、玄関ドア選びでは大切です。
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